11月に下田市にあるローカルケーブルテレビ 小林テレビ設備 有限会社さまの企画番組に出演しました。
今回は農水省農作物野生鳥獣被害対策アドバイザーとして、農地を守る「被害管理」について近隣の皆さまに知ってもらいたいと思い出演。
最近は国や県、市町も今までの、生息数を減らす「個体管理」つまり捕獲から考え方はやっと変わってきました。
その理由は、いくら捕獲しても被害金額は一向に減らないというのがあります。捕獲を続けて個体数はかなり減ってきているにもかかわらずです。
そのために農地を守る対策に重きを置き始めました。
しかし、それでも里に出てくる個体は間違いなくいます。里で楽をして捕食してきたからです。それともう一つが「ニホンジカ」の存在です。
森の中に藪がなくなったと言うのも理由になります。森に手を入れる「生息地管理」これも必要です。
「被害管理」「個体管理」「生息地管理」を面的に行なって初めて鳥獣害対策に繋がり被害金額も減ってきます。
今回は「被害管理」についてですが農地を守れれば被害金額は減る。しっかり守れていないから被害にあう。そんなところをお話しさせて頂きました。