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中秋の名月と木星大接近

中秋の名月

9月10日は中秋の名月でした。

伊豆半島最南端の街、南伊豆町ではこの日ははっきりと15夜のお月さまが顔を出しました。

ところでなぜ「中秋の名月」と言うのか。

太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことを指します。昔からこの中秋の名月をめでる習慣があるようです。

今年は9月8日に月と土星、9月11日には月と木星が大接近と夜空の天体ショーは満月に合わせて繰り返されたのでした。

月と木星

東の空から登り始めた月と木星が9月11日21時ごろに大接近しました。

現在はシルバーウィーク真っ只中。秋のお彼岸は9月20日から26日です。ちょうど彼岸の中日は秋分の日です。時は刻々と秋に向かい始めました。

月と木星
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天城越えと筏場のわさび田 (ドラレコ映像)

8月27日土曜日に沼津市にちょっと買い物に出かけた。南伊豆からだと片道2時間かかる。

買い物時間は30分ほど。帰り道、昼には天城湯ヶ島に差し掛かったので天城会館駐車場で弁当を食べ筏場のわさび田に行くことに。

コロナ禍の猛威に人のいない場所を選んで行動をするようになった。そのためトイレも人のあまり使わない公衆トイレや伊豆長岡にある大学病院に行くときは1時間半の道中はノンストップで病院まで走る。

この動画でもノンストップで走っている。とはいえ信号や一時停止は止まります。

筏場のわさび田は世界農業遺産にも指定されています。大見川の豊かな湧水を利用したわさび栽培。わさび栽培発祥の地と言われています。

近年では映画のロケなども行われています。

伊豆に旅行やドライブをお考えの皆様のご参考になればいいのですが。

水が豊富なわさび田 世界農業遺産に指定されている。

伊豆半島には国道は3路線、いずれも3桁国道です。国道135号、136号、414号である。135号、136号は伊豆半島の海岸沿い、414号は半島中央を縦断する。

414号が天城越えである。県道は本数が多々あるが伊豆半島を横断する県道59号は県道の中でも一番長い距離ではないだろうか。(この動画で一部走行している)

賀茂郡西伊豆町から西天城高原風早峠から伊豆市持越に越えて旧中伊豆町(現伊豆市)筏場から冷川峠を通り伊東市鎌田へつづく道。

そんな道の途中に世界農業遺産「筏場のわさび田」がある。

『筏場新田は約3200年前に起きたカワゴ平火山の噴火による溶岩の末端付近に位置しています。
噴火の最後に流れ出した軽石質の溶岩は大量の水を保水し、清廉な湧き水となってワサビを育みます。

総面積14.7ヘクタールにも及ぶ伊豆を代表するワサビ産地で、周辺には美しいワサビ沢が一面に広がります。
豊富な湧き水を利用したワサビは伊豆の特産品で、生ワサビだけでなく、さまざまな加工品もおすすめです。

畳石式と呼ばれる特徴的なワサビの栽培方法は「静岡水わさびの伝統栽培」として世界農業遺産にも認定されています。』 ※出典:伊豆半島ジオパークホームページ 中伊豆 筏場のわさび沢

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第24回みなみの桜と菜の花まつりについて

第24回みなみの桜と菜の花まつりチラシ
第24回みなみの桜と菜の花まつりチラシ 裏面

第24回みなみの桜と菜の花まつり(2022)は2月1日から3月10日の期間で開催されます。

新型コロナウイルスの変異株オミクロンが現在猛威をふるっており、期間中のイベント内容の変更、中止などがあります。

昨年もみなみの桜と菜の花まつりは開催されましたが感染拡大などは発生しておりません。

しかしながら、今回のオミクロン株は上気道周辺でのウイルスの増殖と報道などで発表されています。そのために、感染力はかなり強くなり感染者の急拡大に繋がっています。反面、感染者が増加しても重症者数は少なくなっています。風邪やインフルエンザ並となり始めたと言うことかと思います。

南伊豆町のように高齢者が多いのが地方です。高齢者や基礎疾患のあるひとは呼吸が苦しくなりやすいです。

来場される方は「必ず不織布のマスクの着用」をお願いします。不織布マスクでアレルギー症状のある方は布マスクの上に不織布マスクをお願いします。

マスクを外す時は「耳ゴム」を持って外してください。マスク外側、内側に付着したウイルスを手につけないためです。

手洗い、うがいなどは今までと同様にお願いします。

第24回みなみの桜と菜の花まつり 期間中のイベント内容の変更、中止について

・オープニング神事・・・規模を縮小して実施
開催日:2月1日 10時〜 場所:菜の花畑(南伊豆町日野)

・夜桜ライトアップ・・・下記の通り実施
期間 2月1日〜3月10日 18時〜21時 場所:銀の湯付近〜前原橋付近

・みなみの桜と竹灯り・・・下記の通り実施
期間 2月1日〜3月10日 18時〜21時 場所:道の駅、銀の湯橋付近

・お花見人力車・・・下記の通り実施予定
期間 2月1日〜2月28日 (予定) 乗車場所:道の駅 下賀茂温泉湯の花裏手(有料)

イベント内容の変更
・第21回菜の花結婚式は「菜の花フォトウエディング」となります。
一般のお客様の見学はご遠慮ください。

イベントの中止
・伊勢海老みそ汁サービス
・南伊豆町役場「3階展望デッキ」の閉鎖
・道の駅「さくら休憩所」の閉鎖

検討中イベント
・第6回みちくさ夜桜マラソン in 南伊豆町

新型コロナウイルスの感染状況によってはイベント内容の変更、あるいは中止となる場合があります。
皆様のご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

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ウルフムーン

1月18日は満月でした。

この時期の満月は「ウルフムーン」と呼ばれ、餓えた狼の遠吠えになぞられて名付けられたと言われています。地球から最も遠い、40万1000キロメートルの距離にあります。

ではスーパームーンとは、スーパームーンとは、地球と月と太陽が直線上に並び、月が地球に最も接近した状態です。 月は楕円軌道で地球の周りを公転しているため、月と地球の距離は絶えず変化しています。したがって、満月の時、月が地球に近づき、人々は月を大きく見えます。

今年、2022年のスーパームーンは7月14日に見られるようです。

月の満月になる周期は29.53日ですので毎月満月の日はあります。

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農水省 農作物野生鳥獣被害アドバイザーとして

南豆de畑11月号 https://youtu.be/7FfwVCyfHro

11月に下田市にあるローカルケーブルテレビ 小林テレビ設備 有限会社さまの企画番組に出演しました。

今回は農水省農作物野生鳥獣被害対策アドバイザーとして、農地を守る「被害管理」について近隣の皆さまに知ってもらいたいと思い出演。

最近は国や県、市町も今までの、生息数を減らす「個体管理」つまり捕獲から考え方はやっと変わってきました。

その理由は、いくら捕獲しても被害金額は一向に減らないというのがあります。捕獲を続けて個体数はかなり減ってきているにもかかわらずです。

そのために農地を守る対策に重きを置き始めました。

しかし、それでも里に出てくる個体は間違いなくいます。里で楽をして捕食してきたからです。それともう一つが「ニホンジカ」の存在です。

森の中に藪がなくなったと言うのも理由になります。森に手を入れる「生息地管理」これも必要です。

「被害管理」「個体管理」「生息地管理」を面的に行なって初めて鳥獣害対策に繋がり被害金額も減ってきます。

今回は「被害管理」についてですが農地を守れれば被害金額は減る。しっかり守れていないから被害にあう。そんなところをお話しさせて頂きました。

小林テレビ設備

 https://shimoda-ktv12ch.jp/

KTV12net/小林TV YouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCCvr6WB3iOFt623D90pZCtA

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令和3年台風8号

令和3年台風8号の進路予想(出典:ウェザーニュース)

今日27日(火曜日)、明日28日(水曜日)に本州に接近上陸が予想される台風8号。

日本に近づく台風としてはおかしな進路を接近してきている。台風といえば日本付近では西から東に進むことが多いイメージです。

なぜ今回の台風は東から近づいてくるのでしょうか。それは、進路を阻む太平洋高気圧の存在と、台風とは真逆の寒気のかたまり「寒冷渦」の存在が関係しています。

では、『寒冷渦』とはなんだろうか。

暖かい空気のコアがある台風とは逆で、中心に寒気のコアがある低気圧です。

この寒冷渦は低気圧ですので反時計回りに回転しているため、台風8号は寒冷渦周辺を吹く風に流されて、北西方向へと進んでいくと予想されているわけです。

平成30年台風12号の進路(出典:ウェザーニュース)

同じように逆走した台風があります。最近では平成30年台風12号。この台風も東からきて西に進路をとった台風で、今回と同じように寒冷渦が影響した台風です。

フィリピンの東の海上で発生した台風12号は発達しながら北東に進みました。この時期は西よりに進むことが多いのですが、夏の高気圧の位置が例年より東~北に移っていたことで、その縁に沿って北東進を続けました。

そして小笠原近海を通過した後、今度は北から西へと進路を変えることになります。この要因になったのが”寒冷渦”です。

このときには普段とは逆方向の強い風が吹き、いつもの進路の台風では被害を受けない場所で被害が出ました。

今回の台風8号は今のままの進路だと統計史上初となるかもしれません。

九州以南の緯度では東から近づいてくる台風も時々ありますが、8号のように東日本に東側から近づく台風は比較的珍しいと言えます。

近年では、岩手県に統計史上初めて上陸した2016年の台風10号や、三重県に上陸して西日本を東から西に縦断した2018年の台風12号などがあります。

もし、台風8号が茨城県、福島県、宮城県に上陸した場合、統計記録が残る1951年以降では初めてのこととなるからです。

夏は台風のシーズンとも言えますが農業被害も甚大になります。

2019年台風19号は出荷を目前にした青果物の産地に壊滅的な被害をもたらし、農林水産省の24日朝の集計では、農林水産業への被害額は全都道府県の8割を超える38都府県で計978億円となり、1000億円突破しました。栃木のイチゴ、国内有数のりんごの生産量を誇る長野県での被害が顕著でした。

今回の台風8号にも普段台風被害に遭わない地域での被害が心配されます。早め早めの対策をしてください。

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南伊豆のトンボロ

日本の渚百選にもなっている弓ヶ浜海岸

弓ヶ浜海岸は伊豆半島南端のまち南伊豆町湊地区にある海岸。

夏の観光シーズンには多くの海水浴客で賑わう。

この海岸は日本の渚百選にも選ばれ白砂青松の渚として知られている。

この海岸でロケが行われたのが桑田佳祐監督作品『稲村ジェーン」である。この作品がリリースされることで最近また話題になっている。

「桑田佳祐 監督映画『稲村ジェーン』 1990年公開から約30年の時を経て、初のBlu-ray&DVDリリース! 」

『桑田佳祐が監督・音楽を担当し、1990年に公開され全国で350万人動員を記録した映画『稲村ジェーン』が、30年の時を経て“エモーショナル・リマスタリング”され、サザンオールスターズのデビュー43周年記念日となる2021年6月25日(金)にBlu-ray&DVDでリリースされます! 1991年にレーザーディスク、VHSとして発売されて以降、現在は観ることがほぼ不可能だった『稲村ジェーン』がついにBlu-ray&DVD化! 主題歌であるサザンオールスターズの「真夏の果実」、挿入歌の「希望の轍」をはじめ、数多くの楽曲が生み出された“音楽映画”でもある本作をデジタル・リマスタリング化し、2021年現在の最新技術によりエモーショナルな映像と音で究極の音楽映画『稲村ジェーン』の世界に没入できるようになっています。 完全生産限定版には、主人公ヒロシの愛車であり、この映画の象徴的な存在として登場する「ダイハツ“ミゼット”」の1/50ミニチュアモデル(稲村ジェーン オリジナルカラーver.)、場面写真や、桑田の直筆による撮影コンテなどが掲載されたスペシャルフォトブックが付属するのに加え、当時撮影に使用されていた「決定稿台本(A5変形サイズ縮刷版)」が封入されることも決定しました! さらに限定版・通常版共通で、映画本編とは別に、特典DVDが収録されることも決定。どんな内容が収録されるのか、お楽しみに! 当時映画館で観た方は改めて、また初めて観る方も、この機会にぜひ、『稲村ジェーン』の世界と音楽に浸ってみてください。』 出典:youtubeサザンオールスターズ公式ページより

弓ヶ浜海岸の隣にある逢ヶ浜のトンボロ

そんな弓ヶ浜海岸の隣にあるのが逢ヶ浜。この海岸は弓ヶ浜海岸の白砂青松とは違い岩礁の海岸である。

湘南海岸のように幾つもの砂浜が連なるのはよく見かけるが、隣あっている海岸で砂と岩場と分かれているのも特徴かもしれない。

この海岸はトンボロ現象が春から秋まで見ることができる。大きく出現するのは初夏で冬の時期は夜間同じように出現をする。

つまり暑い時期は日中、寒い時期は夜間である。

写真の白いところが海岸で黒いところは満潮時は海中となるところで、3つの岩山のうちトンボロの先に見える2つ角のように出ている岩山が普段は島になっています。

 

磯あそびをする町内の子供たち

撮影日は大潮で一番潮が引く日だった。町内の幾らか山間部にある小学校の1、2年生が磯遊びにきていた。

海洋生物を自分で捕獲して先生からその生物について学ぶ。このトンボロ現象も思い出に残ることだろう。

ところでトンボロとは?なんだろうと思う方もいるかもしれない。

トンボロとは、普段は海面に覆われている島と島の間が、干潮時に砂州が現れて通れるようになる現象のことである。

写真の子供たちのいる場所は普段は海の中ということになる。

伊豆半島では西伊豆町の三四郎島のトンボロが有名である。

青い海を守れるのか。

この日はかつぎの口開け(素潜り漁の解禁)ということもありかつぎの青い背負い籠が磯に並ぶ。潮が引いているのでいつもよりは深く潜れる。

撮影をしているときにこの地区で生まれ育った70代の方としばし話し込んだ。

『磯ものを採りにきたよ。昔はもう少し引いてあの辺はもっと瀬が出たもんだ。』

海面上昇。。。地球温暖化の影響で海面が上昇して、いくら大潮でも昔ほど海面が下がらなくなっている。

地球規模での二酸化炭素排出量の削減など取り組みが見られる。しかし、長い年月で地球温暖化が進んできたからと、それに取り組んでも今の子供達の代では改善は難しい。それでもそれに取り組むのは現状を維持し、少しずつ改善をしていくためである。

環境の問題は様々な事象が複雑に絡み合いとても難しい側面がある。解決に向かうにはひとりひとりができることをやる。それが一番の解決策と思う。

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今年も梅干し作り

梅の収穫

ずいぶんと前になるが自家の梅の実の収穫をした。

今年は花が少なく大した量を収穫できないだろうと思っていた。花の時は葉は出ていないので実になってからは梅の木をあまり見ていなかったのである。

ふと見ると、葉が風通しのいい場所の木から少なくなっている。枝には身の大きさの揃った果実がついていた。

その木と外からは果実の見えなかった隣の木もよくみると果実が見える。この実を収穫した。

今年は収穫をするのをやめようかとも思ったが、少しでも果実を放置して落下実となると、それを食べにイノシシなどに餌場として学習させてしまう。そんな状況にはしたくないので収穫。

小梅

別の場所にある小梅も収穫。こちらはたわわに実っているのは目視でもわかっていた。その収穫量11kg。中梅の改良内田、南高梅が70kgほど。

小梅は半分にして2つの瓶へ。中梅は3つに分けて漬物樽へ。

水で洗い干してから度数の高いアルコール(焼酎)で殺菌、塩と一緒に保存容器へ入れておく。

梅酢も上がってきた。

しばらくすると梅酢が上がってきた。この状態が白梅。

家の方では赤紫蘇を塩揉みして灰汁をとってから白梅に投入をする。梅干しとユカリの両方が使えるからかはわからないがどの家も梅雨が明ける頃は梅干しが庭に干してありみな赤い梅干しでその横には赤紫蘇が干してある。

子供の頃、夏も田舎の子供は外で遊んでいた。隣近所の庭にある梅干しを頬張っていた。

今はエアコンの効いた家の中で過ごす。庭に梅干しが干されて光景もあまり見なくなった。都会では尚のことだろう。

もし、そんな梅干しの干されている光景が今もあったなら熱中症予防になったのかもしれない。

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南伊豆の自然

甲羅干しをするニホンイシガメ

森守のある南伊豆には写真のニホンイシガメが生息している。

現在では準絶滅危惧種となっているが、日本の2種の固有種のうち1種である。

3年前に上の孫が小学1年生になったときもここにいた。

今年は下の孫が一年生になりバス停までの迎えの際にもやはり同じ場所に生息をしていた。

自分たちが子供の頃はこの川にはフナやゲンゴロウなどをよく捕まえたりしたもしたものだった。しかしその姿も見かけなくなった。

タガメは今も生息している。

川の上流部にあった田んぼがなくなり、集落内の耕作地の環境が変わったのが大きな原因であろう。

昔から生息するホタル

水辺の上を飛び交うホタルの季節がやってきた。

孫を連れ風のない夜はホタル鑑賞に出かける。昔ほどの数は飛んではいない。

それでも川の中にホタルの幼虫の餌になるカワニナなどは変わらず生息するので自然とホタルは飛び交う。

ホタルは人工的な人の手が入ったビオトープなどは生息が難しい生物である。

一度手を入れたら一生手を入れ続けないと本来の生息地にはなりにくい。

その原因は、他地域のゲンジボタル、または幼虫の餌となるカワニナを放流することは遺伝子汚染を引き起こすため、行うべきではない。

写真の場所のホタルの生息地の生息数減少は町が主催して各集落にやってもらう「クリーン作戦」が原因とも言えるだろう。

クリーン作戦とは?自分たちが子供の頃は「川払い」と言っていたと記憶している。

河川の土手などの草を刈り払う、集落内生活道路の草を刈る、というのがクリーン作戦だ。

6月の第2、第3日曜日ごろの行われる。この時期がちょうどゲンジホタル、ヘイケホタルの出現が多い時期である。

ホタルは飛び続ける昆虫ではなく、暗い場所を好んで生息する。そして交尾のための発光をする。

このようなことから護岸にある草や木の下に集まる習性がある。また、発光は交尾のために発光能力を持ったと言われているのである。

その大切な時期に行われるクリーン作戦は人間の暴挙とホタルから見れば思えるかもしれません。

森守駐車場のクヌギの木

自然を守るということは「命を育てる」ことだと私は思う。

森守は「森を守り、命を育てる。命を護り、森を育てる。」をコンセプトにしている。

命を育てるには、昔の環境に戻すこと、田畑を耕作し人の手が入った森は関わり続けないといけない。

現在、静岡県知事選挙が行われ現職、新人の一騎打ちが行われています。

現職、川勝平太氏はJR東日本の行うリニア新幹線による大井川の水問題を争点にしている。

新人、岩井しげき氏はリニアは住民の反対があれば行わないと明言し、一次産業の振興による環境の整備をあげている。

その理由の一つには南アルプスの問題もある。川勝平太氏が知事就任から12年その間に南アルプスの環境問題には一切関わってこなかった。

その反面、富士の国環境ミュージアムなどの箱物を作り館長に東北大学の名誉教授を据え「ふるさと」静岡県の環境の研究をしていただけのように思う。

岩井氏は元々の静岡っ子である。自分と同じように環境の変化をなんとかしないと後世に自然豊かな静岡を残せないと奮起し兼務していた3つの副大臣ポストを捨て立候補したのである。

環境の問題は1期や2期では解決はできない。それに勇猛果敢に取り組む姿勢の岩井しげき氏を応援したい。

そして、現代では環境問題の中に鳥獣害の問題もあるのも事実である。

 

 

 

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第23回みなみの桜と菜の花まつり

伊豆半島最南端の町「南伊豆町」ここで2月10日から3月10日までの1ヶ月間『第23回みなみの桜と菜の花まつり』が開催されます。コロナ禍の中での開催ですが桜の開花時期は今だけですので、今まで来てくれた来場者のみなさんがまた来てくれるかもしれない、今までやってきたことの責任から開催を決めました。

もちろん感染防止のルールも決めそれに則った形で感染拡大防止策をとっています。来場者の皆さんの感染対策のルールを守った花見をお願いします。

チラシにはさまざまなイベントがありますが一部イベントの中止などもあります。菜の花結婚式、みちくさ夜桜マラソン、伊勢海老味噌汁サービスなどです。通常通りの開催はみなみの夜桜と竹あかり、夜桜ライトアップ、お花見人力車は「密」にならないように対策を徹底して行います。

2月10日現在の開花状況ですが全体的には5部咲き。一部8部咲きのところもあります。今年は開花が遅いとの開花予想もありましたが日照時間も順調に伸び累積気温も開花温度になったため平年並みくらいの開花となりました。蕾も数が多く見えますのでこれから桜色が輝きだすと思います。

夜桜も本日からまつり開催期間中毎日ライトアップしています。(写真はライトアップ前のものです。)

ここがライトアップされるので昼も夜もお楽しみいただけるものと思います。

来場される方は、主催:みなみの桜と菜の花まつり実行委員会、(一社)南伊豆町観光協会の皆さんの感染対策の指示に従いルールを守った花見をお願いします。

写真は2021年2月9日撮影したものです。

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