TIDE POOL 南伊豆キャンプ
TIDE POOL 南伊豆キャンプ

TIDE POOL 南伊豆キャンプ

8月22日から26日までのカリキュラムで南伊豆に来ている

葉山のTIDE POOL に通う子供達10名と引率コーチ4名の

命の授業のアテンドをさせていただきました。

代表を務める今村直樹とは昨年からの知り合いで

今年の初めには南伊豆でキャンプをしたいとの思いがあり

それの相談にのりながらやっとのキャンプ

森守もどんな子供達が来るのか楽しみにしていた

みんないい子たちで感性豊かな子供達だった

代表 今村直樹の略歴

TIDE POOL代表、マリンエデュケーター。水泳で全国大会、元レーシングカヤック日本代表。

大学時代にライフセービングと出会い海に魅せられ。渡豪。

葉山で学校設立子供達に自然を通じた学びを届けている。

出身校 TAFE Queensland SPORTS&RECRATION

関東学院大学 文学部社会学科
とまだ日本にはなかったオーストラリアの大学でスポーツ&リクリエーション学科を卒業している

また、学生時代にライフセービングと出会いとあるが

下田ライフセービングクラブに通い

現NPO法人下田ライフセービングクラブ 理事長の江田くんの後輩にもなる

そんな彼との付き合いは昨年のオリーブプロジェクトから始まった

葉山の子供達に普段は海のことを教えてるが自然は山もある

その部分も教えたいとの思いから南伊豆をキャンプの場所に選んだ

町内にあるキャンプ場でキャンプ生活しながら南伊豆各所を回り

いろんな自然体験から学びを子供達にしている

台風の中を葉山から南伊豆に向かったがあちらこちらで通行止め

辿りついたのは21時頃

翌日23日は山の学習で町内にある石井林業で枝打ち体験などをして

午後は役場調理室をお借りしての鹿ハンバーガー作り

朝から今村らしい一面も

バンズを忘れた、、、

急遽南伊豆の大丸堂製菓さんにお願いしてバンズを焼いてもらうことに

快く引き受けていただきました

小さな町だからこその気遣い

急なお願いもなんとかなり

いざハンバーガー作りへ

まずはハンバーグを作るところから

お肉に塩、胡椒、つなぎの卵を入れコネコネ

粘りが出るまでコネコネ

手こね鹿ハンバーグ

手こね鹿ハンバーグ

子供は10名なので2班で共同作業

今村コーチも料理はこんなに子供がまとまるんだと驚き

作業に入る前に森守の思いすべてを使い切るためには

命を無駄にしない

などの話をさせていただきました

みんなでハンバーガー作り
みんなでハンバーガー作り

先に話をしたせいか手についたお肉を綺麗に取り

食べ物を無駄にしないという気持ちがとても嬉しかった

そしてハンバーグも焼き上がり

バンズに挟んで実食

みんな焼き上がりから美味しいそうな匂いにはまり

かぶりつきました

『美味しい!』の声が聞こえた時には一安心

食べながらの話の時も

「どこで売ってるんですか?」

「なんでスーパーとかにないいんですか?」

など質問がありました

皆お昼ご飯を食べた後でしたが100グラムのハンバーグの入った

ハンバーガーをペロリ

美味しく食べてもらい満足でした

みんなで実食
みんなで実食

今村コーチも自然の中のことや動物を食べるということ

お魚と同じなんだよといことを

子供たちに教えていました

まるで野生児のように

まだ子供らしさが残ってるのか

今村コーチからの言葉
今村コーチからの言葉

出来上がったハンバーガーはこんな感じでした

鹿ハンバーガー完成
鹿ハンバーガー完成

ハンバーガー作りを終え森守にて自然学習の時間

森守に来る前に子供達が片付けをしている間に梅本南伊豆町長にご挨拶

南伊豆の自然の中でいろんな学びをしてくださいと激励の言葉をいただいた今村

いつもの調子でちょっと来いと町長室へ連れて行ったのでかなりびびってはいたが

嬉しい言葉をいただいた

猪や鹿の頭骨を使った授業は

みんな興味深々

命の授業
命の授業

素直な子供だからこその質問もしっかりできる子供達

なんて感性が豊かなんだろうと思う

時折笑いを交えながらの授業になった

中に入り生の頭や解体処理された猪や鹿を見た時は多少の驚きはあったものの

それも受け入れまな板の上の鹿の脱骨を見た時には

「おいしそう』と

子供は素直ですね

いろいろ説明して全国では96万頭の猪や鹿が捕獲されて2割くらいしか活かされていない話をした

それにこんな質問がきた

「どうして?」

「美味しいのに?」

いろんな説明はあるが素直な質問と子供達の驚きと気づきには

こちらが驚いた

 

命の授業
命の授業

最後に室内を出る時に一番驚いていたのは今村コーチだった

「子供達平気でしたね」

中を見せるのはどうだろうと少し心配していた自分と今村は

目と目を見合わせたのは言うまでもない

こんな活動を通じ南伊豆大好きっ子が生まれたら

その子供達が将来は南伊豆で生活するようになるかもしれない

この町の将来のためには今の子供にここに来てもらいたいし

ここで生まれ育つ子供にはここへ帰ってきてもらいたい

そんな子供を育てるには今から行動しないといけない

頭の固まった大人より子供だな

と思った今回の授業

今村、これからもよろしくな

子供たちと記念撮影
子供たちと記念撮影
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