2022年6月30日にこのブログに「NHK岡山放送局の撮影協力しました。」を投稿しました。
翌7月1日にNHK岡山放送局で放送されNHK+でも配信されました。
その放送で使われたアルミ鋳造工場の水蒸気爆発のメイキング映像を今回は投稿します。
撮影は3月だったのですが放送と配信が終わった後の方が著作権の侵害などにならないと思い今頃です。
この水蒸気爆発は4年前の西日本豪雨の時にアルミ鋳造工場に水が流れ込み水蒸気爆発を起こしたものです。
一次災害は水害なので2次災害と言えます。一次災害はバックウォーターによる内水氾濫です。本流の大きな川から支流の川に逆流して一つの集落が床上・床下浸水となりました。その時に工場の高温の釜の中に浸水して水蒸気爆発となったものです。
集落の人口は350人。その誰もが犠牲となることがなかった。その理由は自主防災会の常日頃からの避難訓練が功を奏したことでした。
毎年同じ避難訓練ではなく趣向を変えて住民を飽きさせない訓練。行政主導ではなく住民自らが考える訓練であったからです。
2022年も東北地方を中心に多大な被害をもたらしています。これは近年では日本中どこで発生してもおかしくない状況になっています。
近年、ゲリラ豪雨や台風が頻発し、重大な被害が相次いでいます。地域にとっても大きな課題です。我々人類が生存し続けるために、いますぐに根本的な課題解決に取り組まなければならない課題です。