
孫たちにとっての今年の夏休みはかなり変わっていた。
いつもの年なら「学童保育」に預ける。しかし、今年は学童には預けず森守で過ごすことに決めた。
夏休みに入りどこにも出かけず過ごす日々。今までなら学童で友達と遊んだり、宿題をやっていたことだろう。
今年は祖父母と過ごすことになった。
それでも新型コロナウイルスの怖さは知っており、午前中は宿題、午後は散歩と過ごしていた。
どこにも行かないのでつまらないだろうと「流しそうめん」をやることになった。
孟宗竹でそうめんを流す樋を作り、節を残しつゆ入れを作り、箸も竹で作った。

森守にあるものでそうめんを流す樋を即席で作った。
どこにも行かなかったせいか、上の子は食が普段は細いのがこの日はかなり食べていた。

森守は孫たちがいても営業していたので接客は外でするようにしていた。
家族を守るためにそのようにしていた。
地方ならコロナ禍でも楽しく過ごすことができるのではないか思った夏休み。