2016年2月2日(一社)伊豆下田法人会 青年部さんの
『伊豆はひとつ〜灯台下暗しツアー〜』で株式会社森守視察にお越しになりました
1月27日には小田原市農政課さんの視察もありました
小田原市さんは行政としての今の「獣害」と言われる問題にいかに取り組むか
が大きな目的でした
これからさらに増える野生動物の対応を今から勉強しておく
事前準備をすることで問題が起きた時に素早い対応ができるからでしょう
今回は伊豆下田法人会青年部ということで
弊社のような地域における先進的な活動について詳しく知り学びたいと
いうのが目的です

地元東海バスさんでお越しになったのは15名ほどの青年部会員と事務局
弊社より先の町道は大型車はルーフが木の枝に当たるのです
さすがの町道沿いにあります
初めましての挨拶のまま森守の概要を説明

みなさん真剣に話を聞いてくれ
私のつまらぬ冗談にも笑わず
ちょろっと私は困り顔に

弊社を推薦した池野ブルドーザー社長も忙しい中
直接参加
この社長は又従弟なのです
バスの止まっている駐車場整備の時にも重機と身体で手伝ってもらいました
今回少しは顔を立てることができたかな?
最初の話の中で事業の基礎の部分の話をさせていただきました
自分が子供の頃は猟師の狩猟期間に捕獲したイノシシは町内外の旅館などで使われ
その当時ひとつのグループで500万円ほどの産業だったこと
狩猟期間は短く3ヶ月しかないのです
またそれだけの量の獲物が消費しきれていた事実もあります
今はジビエブームと言いますが
森守の獣肉処理場の基礎にはそれがあり
またそれを様々なものに広げ複合的にしているのです
観光が低迷している今だからこそ滞在型観光にするには?
グリーンツーリズムを通じて「来て」「見て」「学び」「食べる」が必要な事
山に手を入れるには?
里山整備をする事で人と野生動物の住み分けをする
昔の炭焼きや薪を作る事がそれにつながる
何かを始める時にはそう言った『基礎』が必要なんです
よくコンサルタント業は「情報」を集め上辺だけの資料を作ります
クライアントのいいように綺麗な作文をして
これは基礎がないから単なるペーパーでしかない
基礎がないから中身がない
だから自分で事業が起こせない
でも特に行政は綺麗な作文 優等生な作文が好き
どこから聞き出してきた情報かは問題ではない
情報聞き出し料として報酬を支払う仕組み

生きている生の情報を聞きに来る青年部さんには
いろいろな情報を伝えた
そしてスカルの話も少し
ことも達の学習や芸術、インテリアなど
様々な活用法があるということ
特に学習についてはかなり話させていただきました
みなさん初めて見たり聞いたりしてかなり関心深げ
大人も勉強になるのです

最後は作業工程を見ながらのお話
みなさん熱心に話を聞いていただきました
普段は何気なく食べているお肉がどのような工程を経て
食卓に上るのか?
どのようにしたら全てが活用できるのか?
どうして補助金を使わなかったのか?
そんな話もさせていただきました