クワガタとり
クワガタとり

クワガタとり

我が家には椎茸のホダ木用の櫟木(クヌギ)林がある。ここは植林して二回皆伐をした。広葉樹であるクヌギは切っても元株から新芽(ひこばえ)が伸び次の世代になる。第1世代の時は自分の子供がクワガタとりをした。第二世代は孫がクワガタとりをする場所となっている。切れば切るほど森林更新されるのが広葉樹です。

そんなクヌギ林に連日孫にせがまれクワガタとりに出かけるハメになっている。毎日クワガタがとれるから余計に楽しいのだろう。自分たちが子供の頃、45年ほど前はここはみかん畑だった。そこに大きなクヌギの木が1本ありそこには無数のクワガタやカブトムシがいた。夏休みはよくその木でとったものである。オオクワガタなどもいたしノコギリクワガタやミヤマクワガタも大きかった。23年前、子供たちが虫取りをする頃も多くのクワガタやカブトムシがいた。しかし、オオクワガタは1匹くらいしか捕獲しなかったし少し虫が小型になったように感じた。そして今の孫の代になってはオオクワガタの姿は見えない、カブトムシも今年はまだ姿を見ない。ノコギリクワガタやミヤマクワガタはかなり小型化したように見える。特に小さく見えるのはミヤマクワガタだ。

自分が子供だった頃は自分自身が小さかったから今になって虫が小さく見えるのかはわからない。だが、ミヤマは確実に小型化している。それでも孫の目に見えるものは「大きい、クワガタだ!」である。

生き物を捕獲して飼ってみることで命がいろんなものにあることを学んでほしいと思うじじぃであった。

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