空気中の水分が少ない日に富士山の写真を撮影してきた。
ここは賀茂郡松崎町雲見海岸。
ここには鯨が生きたまま漂着したことがある。
それは確か自分が小学生の頃でもう40年以上前と記憶している。
今もその名残として「雲見くじら館」がありその中にはその時のくじらの骨格標本が残されている。
この海岸からの海に浮かぶ富士山は絶景である。

ここには雲見浅間神社がある。以下に神社の伝説を載せておく。
森守からは車で20分ほどです。
『祭神の磐長姫尊は、富士山および富士山本宮浅間大社の祭神である木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の姉であり、大山祗命(おおやまつみのみこと)の娘である。
姉の磐長姫尊は醜だが妃に娶ればその子は岩のような長命を授かり、一方妹の木花開耶姫命は絶世の美女だがその子の命は花の
ように短い、とされていた。天孫である瓊瓊杵命(ににぎのみこと)は、葦原中国(あしはらのなかつくに、日本のこと)に降
臨して木花開耶姫命に一目惚れし、大山祗命は姉の磐長姫尊も共に妃として差し出したが、瓊瓊杵命は磐長姫尊を疎んじて大山
祗命の許へ返してしまった。この神話は古事記や日本書紀などにも見られるが、これを悲しんだ磐長姫尊は雲見に隠れ住み、仲
良しだった姉妹も互いに憎み合うようになってしまったという。』
出典:伊豆学研究会伊豆大事典刊行委員会 編『伊豆大事典』、羽衣出版、2010年。