豚コレラについて Part2

昨年9月に岐阜県で豚コレラが確認されました。

その後この森守HPでも12月30日に防疫や感染拡大を指摘したわけですが

感染はさらなる拡大を続けています。

その原因は?

なぜ、感染が止まらないのか?

そんなところを少し触れてみたいと思います。

現在の状況

現在確認されているのは岐阜、長野、愛知、滋賀、大阪の1府4県

感染経路

岐阜、愛知県については隣接県ということで猪がウィルスを媒介して拡大している

その他の地域においては、養豚農家に出荷される子豚が感染や運搬車両が感染している

2019.02.06日時点での子豚の出荷状況

感染拡大要因

豚コレラはウィルスである。そのための防疫体制に問題があるのではないだろうか。

  • 豚コレラウイルスにより起こる豚、いのししの熱性伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴。
  • 感染豚は唾液、涙、糞尿中にウイルスを排泄し、感染豚や汚染物品等との接触等により感染が拡大する。

上記のように強い田先生があり、感染豚が排泄する唾液、涙、糞尿中にウィルスを排泄する

その感染豚を運搬車両に乗せ各地に広げてしまっている。

また、野生の猪は何らかの要因で感染豚のいる豚舎に近づき感染

猪とは元々は群れで行動する

とはいえ雌の群れである。つまり、女系家族である。

雌親がいてその子供が雌であれば三年目には親、子が三世代目を産む

そのために生息数は増加する。

雄猪は個体単位で生活するが2歳までは雌の群れと一緒に生活する。

今回の豚コレラの拡大でいえば雌の繁殖期が12月から2月頃までなので、その期間は雄猪が

雌の群れに接近する、そのために野生猪の感染が拡大していると思われる。

このようなことから、広範囲に感染を拡大させたのは人的要因

野生猪の感染拡大は起こるべくしておきた

拡大分布

感染拡大を防ぐには

これは非常に難しい問題だろう

その理由はここまで広がり初めて防疫体制の不備が明るみに出たこと

人には感染しないからとマスコミや民間人などが消毒もせず養豚場やその付近に近づいていること

子豚を移動または出荷豚の前検査が全頭行われていないこと

運搬車両の消毒、森に入る狩猟者の消毒、車両の消毒などはどうなのか

そのようなことから初期段階での豚コレラに対する防疫体制が不備であったことを踏まえて

ある程度の完全防疫地域の選定

感染地域内への人や物、車両の進入には最善の消毒体制を作る

養豚場の飼育員は必ず出入りには消毒およびマスク、使い捨て防護服(不織布)等食品工場並みの衛生管理を徹底する

森に入る狩猟者にあっても同じことが言えるだろうがそれは無理だろう

感染猪の糞尿のついた靴や足袋で車両に乗り他の山に入れば感染は広がる

人ひとりひとりが危機感を持たないとならない。

防疫体制

日本は平成19年4月から豚コレラワクチン接種の必要のなくなったことから、世界から認められる豚コレラ清浄国となった。

その豚コレラがまた発生した。

この原因の一つが中国から持ち込まれた可能性が強いと言われている。

ただ、それがどのような経緯で感染したのか?など解明すべき問題は多い

養豚農家には日々、人の食物残渣が大量に餌として持ち込まれる

その中に感染源があったのかもしれない

裕福な国となった日本は食物残渣を減らす必要もあるだろう。

 

日本農業新聞 記事

NHK  ナビゲーション 〜豚コレラシュックは防げるか〜